白麹旭萬年(しろこうじあさひまんねん)Blog#85

芋焼酎:白麹旭萬年の画像
芋焼酎:白麹旭萬年

焼酎名:白麹旭萬年(しろこうじあさひまんねん)

 度数:25度

原材料:黄金千貫・米麹(国産米)

  麹:白麹

 蒸留:常圧

製造元:有限会社渡邊酒造場

 

 

◆【焼酎について】◆

「白麹旭萬年」は宮崎県宮崎市の焼酎。

渡邊酒造場は大正3年に創業し、100年以上の歴史のある家族経営の蔵だ。

小規模の蔵ながら、知る人ぞ知る旨い焼酎を作っている。

焼酎の裏ラベルに、こだわりが書いてあるので転載してみよう。

 

(裏ラベルの説明を転載) 

地元を代表する地焼酎であるために

1.地採れの原料と水だけで仕込む

2.この地に生息する様々な微生物を醪に取り込む

3.この地の気候に逆らわず発行を見守る

限りなく、この地の環境に依存することで、

ここでしか、私たちに醸せない地焼酎が生まれます。 

土にまみれ、大地を醸す

白麹旭萬年は、大正3年の創業から受け継ぐ「親酒」に使った分だけ若い原酒を継ぎ足していく

「仕次ぎ」という手法で製造しておりますため、創業時から変わらぬ味わいをお愉しみいただけます。

ラベルに刻印しております蒸留年月は、現在継ぎ足している一番若い原酒のものです。 

 

このように書いてある。

さらにラベルには、このような刻印ある。 

DISTILLED OCT.2010

BOTTLED 01DEC.2016 

瓶詰めした年月が書いてある焼酎はよくあるが、蒸留した年月が書いてあるのは珍しいと思う。

これは「仕次ぎ」という手法で製造しているからなのだろうか。

まぁ、それはさておき、早く開栓しよう。

 

 

■香り

ほのかに甘く優しい芋の香り。

 

まろやかで上品な口当たり。

アルコールの刺激が少なく、香ばしい味がする。

 

ロック

芋の甘みは少し抑えられているが、香ばしさが引き立っている。

 

水割り

優しい甘さと喉越しの良さが際立つ。

 

お湯割り

香ばしく豊かな芋の風味が口いっぱいに広がる。

香ばしさの中にしっかりと芋の旨みが感じられる。

 

 

◆【感想】◆ 

白麹らしい柔らかな味わいと香ばしく旨みのある焼酎だった。

白麹仕込みの焼酎にしては、コクと香ばしさがある力強い味わいだ。

どの飲み方をしても、それぞれで特徴のある旨さが顔を出してきた。なかなか楽しませてくれる焼酎だな。

実はこの焼酎、宮崎市田野町で農業をしている親友にお土産で貰ったものだ。

宮崎市田野町なので、それこそ、彼の職場のすぐ近くの蔵の焼酎なのだ。

この親友は面白い男で、毎回ワシを驚かそう、喜ばそうとお土産が凝っている。

このお土産の他に宮崎のスイーツやら分けの分からないものもドッサリとくれた。

そんな親友とは年に1回、正月に帰郷した時にしか飲む機会がない。

去年は珍しく夏に帰ってきたので、2回飲み明かした。

一番古いなじみの友人なので、歳をとっても一緒に飲みたいものだ。 

 

 

【オススメの飲み方 】

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割り:     

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★★

 レア度:★★★☆

  芋度:★★★

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)