焼酎名:Harvester収穫する者達 八千代伝(白)(はーべすたーしゅうかくするものたち やちよでんしろ)
度数:25度
原材料:黄金千貫・米麹(国産米)
麹:白麹
蒸留:常圧
製造元:八千代伝酒造会社
◆【焼酎について】◆
「Harvester収穫する者達 八千代伝(白)」は鹿児島県垂水市の焼酎。
八千代伝酒造さんの特約店限定で季節限定品。
以前は「仕込み一発目焼酎 八千代伝青箔ラベル」という名で販売されていたが、リニューアルした。
特徴としては、原料の黄金千貫を当日収穫・当日仕込み分で造られた新焼酎ということ。
ろ過はビン詰め前日の酒質を見て、甘みが1番のる状態を目指し、無濾過か弱濾過で仕上げているそうだ。
この新焼酎への蔵の方の熱い思いが裏ラベルに記載されているので、転載してみよう。
(裏ラベルの説明を転載)
2018新焼酎 Harvester収穫する者達
八千代伝(白) 2018年8月20日~25日 当日収穫・当日仕込み分
2018年の新焼酎八千代伝(白)を「Harvester収穫する者達」として蔵出します。
収穫から仕込みまでのロスタイムによっても、サツマイモの品質は大きく左右されると気付きました。
雨天を除き、自社栽培芋に対して、すべて当日収穫・当日仕込みを始めています(2018年現在の自社栽培比率9割)。
1月の苗栽培から始まり、やっと新焼酎ができました。
私たちにとっては中間の折り返し地点です。
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農業と醸造を完全並行させるために、5年掛けて様々な社内改革を行ってきました。
かめ壺造りはそのままに、全ての作業動線を見直し改良、手作業ビン詰め自動ライン化しました。
改良設計図は自分で描き、無駄な外部コストは使わないようにしました。
畑も同様、少人数で無理なく作業できる方法を独自構築しました。
その結果、当日収穫・当日仕込みが実現となり感慨深い新酒の蔵出しです。 四代目 八木健太郎
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このように書いてある。
さぁ、このフレッシュ極まりない焼酎を製造から半年経過した2019年2月に飲んでみよう。。
■香り■
しっかりとした芋の香りと独特のアルコールの香りがする。
■生■
濃厚な旨味と香ばしい芋の甘さがある。
新焼酎にしては優しい味。
■ロック■
芋の旨みがどっしりと舌にのる。
甘みはやや抑えられている。
■水割り■
まろやかでほのかな甘みがある。
香ばしさコクはしっかりしている。
■お湯割り■
芋の旨みと甘みのバランスがいい。
お湯割りにしては、思いのほか香りは控えめ。
◆【感想】◆
新焼酎にしては荒々しさがなく、どちらかと言えば優しい味だった。
これは、蔵の方々がこだわった「当日収穫・当日仕込み分」に関係しているのだろうか?
荒々しさは少ないにしても、旨みはしっかりしていた。
飲み方によって表情は少し異なるが、どの飲み方でも美味しく焼酎だと思う。
しかし、さすがに新焼酎だけあって、芋焼酎慣れしていない方には、少しクセがあると思う。
たぶん、あると思う。。。
自分自身が少し年を重ね、様々な焼酎を飲み、若い頃に感じた「芋臭い」というような感覚は失われつつある。
でも、記憶の片隅にある、嗅覚と味覚が「クセ」のようなものを感じている。
単純に「クセ」と言っては表現が悪いが、この焼酎の特徴である「旨味」がそれだと思う。
ある意味では「クセ」と「旨味」は紙一重。
人それぞれで美味しく感じたり、不快に感じたりするもの。
味覚って面白いね。
【オススメの飲み方 】
生:◎
ロック:〇
水割り:◎
お湯割り:◎
【総合評価】星5段階評価
評価:★★★
レア度:★★★★
芋度:★★★☆
(※★1点、☆0.5点)
※個人の感想です。
(レビューした人:会長)
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