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喜界島荒濾過(きかいじまあらろか)Blog#80

黒糖焼酎:喜界島荒濾過の画像
黒糖焼酎:喜界島荒濾過

焼酎名:喜界島荒濾過(きかいじまあらろか)

 度数:25度

原材料:黒糖・米麹(タイ産米)

  麹:白麹

 蒸留:常圧

製造元:喜界島酒造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

喜界島荒濾過」は鹿児島県大島郡喜界島の焼酎。

喜界島酒造さんは、大正5年の創業以来、100年以上に渡って焼酎を造り続けている。

「自然に逆らわず自然を生かす酒造り」を基本理念に喜界島でしか作れない「ただひとつの酒」

を目指して黒糖焼酎造りに勤しんでいる。

この喜界島荒濾過」は文字通り、レギュラーの「喜界島」の荒濾過版。

通常の「喜界島」より、さらに旨み残すためにあえて濾過を控えることで、よりコクと甘みを楽しめるようにしている。

荒濾過の焼酎は、どの原料でも旨味がギッシリ詰まって美味しいものが多い。

島の特産物を利用した、昔ながらの黒糖焼酎はどんな味だろうか?

さっそく、開栓だ。

 

 

■香り

黒糖の甘くやや骨太な香りがする。

 

口いっぱいに広がる黒糖の風味と旨味がある。

まろやかでほのかな甘みを感じる。

 

ロック

黒糖のしっかりした旨味と甘さを感じ飲みやすい。

喉越しもスッキリしている。

 

水割り

非常にまろやかな口当たりで、旨味と優しい甘さがある。

 

お湯割り

まろやかな飲み口で、黒糖焼酎特有のコクと豊かな香味がある。 

 

 

◆【感想】◆ 

黒糖の風味が生きた美味しい焼酎だった。

今でこそ、黒糖焼酎というものを理解している。

恥ずかしながら、若い頃は黒糖焼酎は甘い味だと思っていた。

「甘い」のはワシの発想のほうだったのです…。

考えてみれば、焼酎は蒸留酒。

沸点の低いアルコールを蒸留して気化したものを冷やしているのだ。

当然、糖分は含まれていない。

これを理解したうえで飲めば、原料由来の甘みや旨味をさらに感じ取れる。

この独特で他の原料の焼酎とは違う、エキゾチックな風味を楽しむことが出来る。

さすが、「喜びの島が育む喜びの酒」をキャッチフレーズにオンリーワンの酒造りを目指しているだけある。

これからも伝統を大事にした、焼酎を飲ませて戴きたいものだ。

 

さて、それにしてもナンバーワンではなく、オンリーワンの酒造り。

はて、どこかで聞いたようなフレーズだな。

そうか、SMAPの歌だ。

懐かしい…。

さらに懐かしいといえば、SMAPには、かつて森且行というメンバーがいた。

彼は自分の夢を叶えるため、人気絶頂であった1996年にSMAPを卒業し、芸能界も引退した。

とても「勇気」のいる決断だ。

そして、その後は夢であったオートレーサーとして活躍した。

なんて凄い男なんだ、森且行!

ちなみに、我々「鉄肝会」の副会長の名前も「森」だ。

彼には元SMAPの森且行氏ほどの「勇気」があるかはどうかは分からない。

いや、きっとないだろう。

しかし、違った形での「ゆうき」ならあるかもしれない。

いや、きっと副会長「森」にも「ゆうき」があるはずだ! 

 

 

【オススメの飲み方 】

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割り:

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★

 レア度:★☆

 黒糖度:★★★

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)