黒霧島EX(くろきりしまいーえっくす)Blog#67

芋焼酎:黒霧島EXの画像
芋焼酎:黒霧島EX

焼酎名:黒霧島EX(くろきりしまいーえっくす)

 度数:25度

原材料:黄金千貫・米麹(国産米)

  麹:黒麹

 蒸留:常圧

製造元:霧島酒造株式会社

 

 

◆【焼酎について】◆

「黒霧島EX」は宮崎県都城市の焼酎。

「黒霧島」が1998年に初登場してから、早20年。

今年は「黒霧島」が発売されてから20年の節目の年。

2018年9月6日に新商品「黒霧島EX」は発売された。

この新しい焼酎について、霧島酒造HPから説明文を一部転載してみよう。

 

(HPの説明を転載)

人類が最も美味しく感じるとされる黄金比(1:1.618)。

この黄金比を無数に宿すのが、黒霧島EXのシンボルである五角形(ペンタゴン)です。

ラベルに描いた黄金の五角形の外側には、二代目社長が追い求めた霧島焼酎の味わい

「あまみ・うまみ・まるみ」と、黒霧島の味わい「トロッと・キリッと」という、5つの特徴を刻みました。

この5つの要素を最大限に引き出すことで、黄金比の美味しさ

“ デリシャス・ペンタゴン”が形づくられます。


このように書いてある。

何だか理解するのが面倒なので、とりあえず飲んで確かめてみよう。

 

 

■香り

優しく甘い芳醇な香りがする。

 

舌先で甘みを感じ、舌の奥で苦みを感じる。

嘘か誠か、昔からよく聞く「味覚帯」が見事にそれを感じている。

旨味もしっかりしており、程良いクセがある。

 

ロック

甘さと香ばしさ、加えて少しほろ苦さがある。

口当たりは絶妙なまろやかさ。

ロックなのにアルコールの刺々しさが非常に少ない。

 

水割り

ほのかな甘さから始まり、後半は舌の奥で苦み、渋みのようなものを感じる。

通常の黒霧島でも似たような感覚はある。

しかし、味わいはこちらのほうが少し濃い感じがする。

 

お湯割り

甘みと辛みのバランスが良い。

どこか焦げたような、ほろ苦い風味があるので、好き嫌いが分かれそう。 

 

 

◆【感想】◆

今や全国レベルで芋焼酎の定番の1つとも言える黒霧島。

新発売された、この黒霧島EXとの違いで特に感じたのは「まろやかさ」と「濃厚な旨味」。

そのため、黒霧島の上位互換品に位置すると考えられる。

それ故に価格が高めなのかと言うと、僅かな差がある程度。

これは大手酒造ならではの力なのか?

さすが焼酎メーカー売り上げランキング1位の霧島酒造だ。(※2017年現在)

今後はきっと抜群の販売力で一気に全国に普及するだろう。

かつて、ワシを芋焼酎好きに引き込んだ酒造は、20年近く経った今も新たな喜びを与えてくれる。

それも、相変わらず庶民的な価格で。

…「希少な焼酎=美味しい」…。

必ずしもそうではないと思う。

誰にでも容易に入手出来て、安くて美味しい。

これが庶民である我々の酒を楽しむ極意であり、醍醐味だと再度気付かせてくれる。

最後にちょっと面白いと思った、霧島酒造の黒霧島EXのブランドサイトをご紹介

「黒霧島」と「黒霧島EX」の味を比較した五角形…。(※リンク先の真ん中辺り)

五角形について熱く語ったわりに…

レーダーチャートの「トロッと」の所…

ちょっと歪なペンタゴンやん! 

 

 

【オススメの飲み方 】

   生:

 ロック:

 水割り:

お湯割    

 

【総合評価】星5段階評価

  評価:★★★

 レア度:★

  芋度:★★★

(※★1点、☆0.5点)

 

※個人の感想です。

 

(レビューした人:会長)